2023/05/27 23:12
「自分の夢をかなえるために頑張っています」
「自分の夢をかなえるために頑張っています」
今回は、昨年の春から訪問させていただいている90歳代の男性をご紹介いたします。
写真の姿からはとても90歳を超えているとは思えませんが…。それもそのはず。昔は左官屋をされており、しばらく前までは家事もこなせる体力でした。少し体調を崩したため娘様のご自宅で過ごされていましたが、ご自身が建てた家で奥様と二人で生活したいという強い希望を持たれていました。ご自身の家は玄関、キッチンの段差が大きく、「リハビリ頑張らなあかんなぁ」と訪問の看護師と精力的に昇降練習、スクワットなどの運動に取り組まれています。今は念願かなってご自宅で奥様と暮らせるようになりました。
新たな目標は、今年誕生したひ孫さんにランドセルを買ってあげること!と笑顔で看護師とリハビリを頑張っておられます。
ひいおじいちゃん、頑張ってください!
2023/05/18 12:20
オレンジツリー開設1周年によせて
訪問看護ステーションオレンジツリーを開設し、5月1日に無事に1年を迎えることができました。
看護師、療法士で始めた当事業所、1年を振り返っての感想、今後の決意を表明させていただきます。
当事業所では様々な疾患、幅広い年齢層の方に看護師、療法士が訪問しています。今も乳児から90歳代まで、また終末期のケアから高齢のご夫婦が穏やかに生活できるサポート、療法士によるリハビリテーション等をおこなっています。
その中で「食べたい」「歩きたい」「家で過ごしたい」「外出したい」など一人一人の「自分らしく生きるための目標、希望」を聞き取り、それを実現していくために当事業所以外の様々な職種の方とも検討を重ねてきました。1年で様々な活動を行ってきましたが、その様子は現在もブログにあげておりますのでぜひご覧になっていただけたらと思います。
特に終末期への対応には力を入れています。ご本人様だけでなく、ご家族様への声掛けや活動、グリーフケア(遺族に対するケア)も心がけています。
それらの活動を通してこの1年で多くの医療機関、居宅介護支援事業所、介護サービス事業所の方々と出会う機会もいただけました。まだまだこれからも利用者様がその人らしく生きていけるために、微力ながらもお手伝いさせていただけるように日々取り組んでいきたいと思っております。
今後とも末永く訪問看護ステーションオレンジツリーをよろしくお願いいたします。
2023/05/14 18:06
「おすし」
「おすし」
ある日の療法士の訪問。
利用者さんが箱から取り出したのはフェルトでつくったケーキ、和菓子などなど。
子供のころに流行っていたフェルト手芸にあこがれながらも断念していた療法士は、一瞬で大興奮となりました(笑)。どれもクオリティが高く、素敵な作品ばかりでした。
作成された経緯を教えていただきました。長い入院中、治療の合間にできることはないかと始められたそうです。たくさんの作品、その作品を収めた写真集をもとに楽しく語らうのも大事な時間と感じました。
写真は大作の「おすし」。そして、せーの!でお気に入りの作品を指さしています。左側は利用者さんお気に入りのショートケーキ、右側は療法士が大好きな抹茶どら焼きを指しています(笑)。