2023/10/27 23:24
「『体力をつける』食事の工夫・栄養士の協力は心強い!」
「『体力をつける』食事の工夫・栄養士の協力は心強い!」
「食事の工夫」と聞けば嚥下障害の方の食事をイメージされることも多いかと思います。
しかし、何らか身体に関する後遺障害があった場合、姿勢不良や歩行が思ったようにできないなど体の使い方が変わり、結果、病前や受傷前よりも同じ動きをするためのエネルギー消費が多くなります。そして反対に「食べることがしんどい」と食事量が減り、摂取エネルギーが減少し残念ながら痩せてしまうことがあります。医療従事者として「ご飯を食べてください」と声をかけることは簡単ですが、ご本人様はその声掛けが本当はつらいとの声を聴いたことがあります。オレンジツリーでは非常勤の栄養士の協力を得て、ご本人様が「食べることが義務」と感じない、楽しい食事になるように働きかけて「体力をつけて」元気に活動できるサポートをしていきます。
写真のご利用者様が1日にどれぐらい活動されるか、食事の準備をどうされるかを療法士から栄養士に伝え、カロリー計算、食事メニューの工夫を教えてもらいました。