2025/08/11 21:50

ケアマネさん向け『食べる支援を考える』研修会を開催いたしました。

ケアマネさん向け『食べる支援を考える』研修会を開催いたしました。
ケアマネさん向け『食べる支援を考える』研修会を開催いたしました。 7月30日(水)に当事業所において『食べる支援を考える』研修会をケアマネジャーさん向けに開催 いたしました。この研修会は3回シリーズで計画しており、今回は第1回目となります。 第1回目は当事業所の言語聴覚士が講師となり「それって黄色信号かも」と題し言語聴覚士の視点から 嚥下障害の基礎知識の講義、そして誤嚥を疑うポイント、“食べられなくなっている場面”を具体的にお 伝えしました。赤信号ではなく“黄色信号”と題したのには意味があります。通常、看護師や療法士は “明らかに”誤嚥している場合や誤嚥性肺炎の既往歴がある場合に訪問依頼が来ることが多くあります。 明らかに誤嚥している場合は、最初から誤嚥予防のケアやリハを導入していきますが、やっかいなのは “これから”誤嚥する可能性がある場合を発見したときになります。一見、食べられているけど誤嚥し ている場合、本人やご家族が気付かないことやヘルパーさん、ケアマネさんが認識していないこともあ ります。しんどい肺炎にはなってほしくない!との思いで、誰でもわかりやすい徴候を講義してもらい ました。 ・体重が減ってきている ・食事の摂取時間がかるようになった、食事量が減った ・朝飲んだはずの薬が口腔内に残っている ・食べた後、飲んだ後に声が変わる などなど 上記のような場面を発見したら、看護師や療法士に相談してもらえれば誤嚥予防のケアが導入できます。 そんな場面をご覧になったケアマネさんは是非、アクションを起こしていただければ幸いです